SPEC（スペック）

SPEC-全話あらすじ

第01話

不思議な事件を扱う警視庁の未詳事件特別対策係(通称:ミショウ)にトラブルを起こして飛ばされてきた二人。

一人は学校も行かずに京大理学部に合格してしまったIQが201の天才・当麻紗綾(戸田恵梨香)。在学中にFBIに潜り込み、X-FILEの研究をしてきた経歴を持つ。ケンカっ早く、ミショウに入って1年で犯人と格闘、今でも左手はギプスをはめている。

もう一人は27歳の若さで警視庁特殊部隊(SIT)の小隊長にまで上り詰めた凄腕刑事・瀬文焚流(加瀬亮)。ある事件がきっかけでミショウに飛ばされてきた。

そんな2人が早速、ある代議士に向けられた毒殺予言事件を追うが、まずは「犯人の特殊能力は何か」を推理することから捜査を開始する。

第02話

未詳事件特別対策係(通称:ミショウ)に教戒師の神父・大島(佐野史郎)が訪れる。大島は死刑囚の桂(山内圭哉)について相談する。桂は10年 前の未解決殺人事件を24時間以内に警察が解決できない場合、自ら犯人に裁きを下すつもりでいるという。そこで当麻(戸田恵梨香)と瀬文(加瀬亮)らは、 桂より先に事件を解決しようと捜査を開始する。

第03話

野々村(竜雷太)からガソリンスタンドでの張り込みを命じられた瀬文(加瀬亮)らは、ガソリンをまいて火を付けようとする従業員・武藤(清水 優)を捕らる。しかし取調べで、武藤は自分は武藤の体に憑依した女性の霊だと話す。そして、瀬文らの前で、近くに居合わせた巡査の林実(正名僕蔵)に憑依 して見せる。

第04話

自殺サークルに参加し死んだはずの娘からSOSのメールが届いたという久子(奥貫薫)が、”ミショウ”に相談にやって来る。当麻 (戸田恵梨香)と瀬文(加瀬亮)が自殺サークルについて調べたところ、自殺の手段に異様なルールがあることを知る。そこで当麻はサークルを仕切る幹事を捜 すため自殺サイトに登録し潜入捜査を開始する。

第05話

5日は休み。

潜入捜査をしていた公安の5人が1ヶ月の間に連続して病死する。そこで当麻(戸田恵梨香)たち「ミショウ」が捜査することになる。当麻は5人が潜入先の職場で健康診断を受けていたことに注目する。また、何者かが考案のデータベースに不法侵入していたことが分かる。
そんな中、瀬文(加瀬亮)はSIT時代の先輩に接触する。

第06話

瀬文(加瀬亮)が慕っていた里中(大森南朋)が何者かに撃たれ命を絶った。そのことは妻の小百合(西原亜希)には出張先の南アフリカで火災に遭 い焼死したと告げられる。当麻(戸田恵梨香)は国家ぐるみの隠蔽に憤る。そんな当麻を野々村(竜雷太)は「真実に向かってひた走れ」と刑事魂を見せる。

その後、小百合からは夫の死が腑に落ちないと相談を受けるが、瀬文は事故だと言い切る。一方の当麻は里中の部屋を調べる。すると部屋が何者かによって片付けられた事が判明する。

第07話

当麻(戸田恵梨香)と瀬文(加瀬亮)は2人で海野(安田顕)のもとへ向かう。しかし海野がいたレストランには海野の姿はなかった。店員の話によると、海野は友人たちと店に現れ、和やかに帰って行ったという。

一方、美鈴(福田沙紀)は警察病院で医師の川里(藤田秀世)から、植物状態にある兄の治療の中止を勧められる。美鈴から話を聞いた瀬文は、海野が会ったことがあると話した神の手を持つ男性を求め、繁華街をさまよい歩く。

第08話

ヒーリングルームにやって来た瀬文(加瀬亮)は部屋にいた少年に病を治す「ヒーラー」に会いたければ、津田(椎名桔平)を見つけて引き渡すよう要求される。どんな条件でものむと言う瀬文は、その「ヒーラー」が奇跡を起こすことができる証拠を見せるよう詰め寄る。

その一方、当麻(戸田恵梨香)はニノマエ(神木隆之介)と相対し、ニノマエの特殊能力に翻弄される。

第09話

当麻(戸田恵梨香)らは、辞表を提出した後に拳銃を持ったまま行方をくらました瀬文(加瀬亮)を擁護する。その後、当麻は美鈴(福田沙紀)の元 で瀬文を発見し戻るよう促す。しかし瀬文は、刑事でありながらSPECを悪用する者たちを取り締まれない葛藤を話す。やがて、瀬文は津田(椎名桔平)と接 触、公安零課に入るよう誘われる。

第10話

最終回。1人でニノマエ(神木隆之介)に戦いを挑んだ瀬文(加瀬亮)だったが、ニノマエのスペックに手も足も出ず絶体絶命のピンチに陥る。する とそこへ、当麻(戸田恵梨香)が現れ、ニノマエのスペックを逆手に取り、追い詰めることに成功する。しかし、当麻、瀬文、ニノマエは共に生死の境をさまよ う事となる。

3日後、当麻はようやく目を覚ますが、瀬文とニノマエは瀕死の状態のまま。そんな中、見舞いに訪れた美鈴(福田沙紀)は、こん睡状態の瀬文からあるビジョンを読み取る。